『聴く力』は幸せを生む

話をきくのは話すより受動的で簡単に思われがちですが
本当にきくのは話すより難しく
人を大きく変える力さえある
と思います。

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『きく』にも二通りあります。

  • 聞く…耳で言葉だけきく
  • 聴く…耳+目+心できく

この2つには、雲泥の差があります。

要件伝達会話なら「聞く」だけでもいいでしょうが
心を通わす会話には「聴く」が必要でしょう。

なぜなら、言葉で伝えているのは、心の一部に過ぎないからです。


画像の説明 本音の奥にある「期待」

人は本音はなかなか言いません。
相手と違う思いは摩擦を恐れて飲み込んだり
本人も意識しない思いが心の底に隠れていたりもします。

例えば、彼氏に「大嫌い!」などと言う時は

「大好きなあなたならわかってくれると思ったのに、そうじゃないなんて、ヒドイ!」

という大好きの裏返しだったり…

喜怒哀楽、どんな感情でも、強い気持ちが湧く時は
その根っこに「本当はこうしたい」という望み、相手への「期待」があって

「期待」が叶えば、嬉しくなり
「期待」が裏切られると、がっかり、怒りなどのネガティブ感情が湧きます。

湧いている表面的な感情は誰でも意識しますが
その奥にある自分の「期待」には気づかないことが多いもの。

だから、「大嫌い」と言ったのに
相手が去っていくと、今度はとても淋しくなり
「期待」を満たしてくれない相手を今度は恨んだり
益々感情がこんがらがって、自分でもどうしたいのかわからなくなりがち。

自分の「期待」に気づかないと
表層の悲しさや怒りに振り回され
「期待」とは逆方向に暴走し事態が益々悪化にも…

画像の説明 抑えた「期待」は爆発!

だから、ネガティブな感情は出さないよう
表面的には抑え込みがちでしょう。

ただ、飲み込んだ感情は消えないので
だんだん溜まって苦しくなり、いつか爆発!

我慢を重ねて、ついに怒り出し
相手は「なぜ突然??」ときょとんとしていたり

画像の説明 「期待」に気付いて活かすには

ネガティブ感情を押さえ込むのではなく、
その下の本当の望みや期待に気づいて活かせばいいのです。

表層感情はネガティブでも、その下の本当の望みは
人間共通の自然な欲求で、ちっともネガティブではなく

  • 自分をわかって欲しい
  • 認めてほしい
  • 受け入れてほしい
  • 愛して欲しい

などがほとんどでしょう。

但し、愛され方、満たされ方の好みは人それぞれ

物をもらうのが好きな人
褒められるのが好きな人
ただ話を聴いてほしい人、など

人によって違うので、相手に合わせる工夫は必要。
自分がしてほしくても、相手は全くそう思わないことも多いので、直接相手に尋ねるのが一番と思います。

まずは、自分の中にある「相手への期待」に気付いて、
それを相手にきちんと伝えることが第一歩でしょう。
叶えてくれるかどうかは、相手の自由なので、押し付けないことも大事ですね。

画像の説明 本当の望みを『聴く』

とは言っても、そんなに冷静に客観的に自分を見られないのが人間でしょう。

感情的になると、
大体は、今の表層の感情で手一杯になり
本当の望みや期待にまで気づかないことが多いもの。

だから、『聴く』のが役立ちます。


人に深く『聴いて』もらうと

話しながら、様々な思いが湧いてきて
もつれた感情がときほぐされ、気持ちが整理され
今の感情の下にある、自分の本当の望みや相手への期待が見えてきます。

すると「こうしたい」という答えが自分の中から湧いてくるのです。

私はそれをカウンセリングでしています。

話すのが苦手という人でも(それこそ対人恐怖でも)
何時間も話し続け「もうこんな時間?あっという間ね」と驚きます。

きちんと聴いてもらえば、誰でも自分の思いを話したいのです。
話下手という人は、うまく聴いてもらったことがなくて、
話すのが嫌になっているのかもしれません。


では、どう聴くといいのでしょう。

言葉の奥にある相手の気持ちを受けとめながら聴くのです。

すると、話と共に様々な感情が湧き上がり、
本当の望みを諦めた悲しさや、
それを感じないように身につけた生き方も見え、
その下から本当の望みが湧いてきます


そんな言葉の奥の気持ちまで受けとめる聴き方を体験するのが、
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