インナーチャイルドは自分の源泉
インナーチャイルドとは
本来の自分らしさ
自分ならではの力
自分の本当の望み
…につながる
自分の原点
幼い子供は、自分の興味や感性、欲求に正直に、ありのままの自分で生きています。
義務感や損得ではない、理屈抜きの「こうしたい」で今ここを100%楽しみ、ハート全開で無邪気に輝いています。
そんな自分らしさの原点は、大人になっても自分の中に息づいていて、それを私は「インナーチャイルド」と呼んでいます。
いくつになっても、自分の心が本当に喜ぶことを自分にさせてあげると、理屈を超えたエネルギーが湧き、生きるのが楽しくなります。
大変なことがあっても、やりたい事の為なら、創意工夫し乗り越える勇気や力も湧くでしょう。
自分の正直な思いこそが、自分らしい人生を切り拓く羅針盤ではないでしょうか。
ただ、子供の頃はまだ周りがよく見えないので、自分の思いで突っ走り、悪気なく迷惑をかけたりは日常茶飯事。
その真っ直ぐさゆえに、子供心は傷つきやすくもあるのです。
傷つきやすい子供心
人間ほど、自立までに時間がかかる生き物はいません。
親を信じて頼っている子供の頃、
自分の思いや欲求が受けとめてもらえないと、そういう面はダメなのかと誤解して、心が傷ついてしまいがち。
そして、同じ傷を二度と負わないよう、ダメと思った面を押し込め、当時の自分に出来る生き方の対処法 『心の鎧』を身につけます。
例えば、
- 親に思いをよく否定されると、自分の思いを飲み込み親の期待通りにしたり
- 親にあまり頼れないと、無理して頑張り弱さを見せなくなったり
ダメと押し込めた面も、実は自分の大事な一部で、出し方を工夫すればいいだけです。
なのに、その後も鎧の生き方が手放せずに自分のその面を押し込め続けていると、だんだん苦しくなります。
心の鎧で自分を縛る
自分のどこかの面を否定すると、それとは逆な生き方に片寄り、自然なバランスが崩れます。すると自分軸からズレて、自分の中に穴があいたような心もとない感覚になってしまいます。
その穴を埋めようと、食べ物、お酒、異性関係、物やお金、仕事や子育て、趣味などの様々な代用品で埋めようとしがちにも…
でも、それらでは穴は埋まりません。
抑え込んだ自分の面は、心深くに鬱積して苦しくなり、いつか爆発することも…
- 内に爆発すると…
やる気のなさ、体調不良、鬱、引きこもり、自己攻撃、自傷行為などにも - 外に爆発すると…
いらだち、キレる、八つ当たり、いじめ、DVなどにも
そんな苦しさを何とかしようと、ますます心の鎧の生き方にすがりがちに。
頭ではもっと違う生き方がいいとわかっても、当時の心の傷が癒えないと、また傷つくかもと恐くなり、鎧の生き方はなかなか手放せないのです。
また、自分のような傷を負わせまいと、身近な子供や家族にも鎧の生き方を押し付け、自分のように我慢させたり、無理して頑張らせようともしがちに。
鎧に隠れた自分本来の力
実は、ダメと押し込めた自分の面にこそ、自分本来の力が眠っているかもしれません。
それは、自分ならではの感性や興味や力の芽ですが、子供の頃は周りに合わせて上手く出せずに問題となり、ダメな面分と勘違いしてしまいがち。
しかも、自分にとっては自然な力なので、親にも当然あると思って、まずは親からそれをもらうことを期待します。
例えば、
- 周りと違う事をする勇気があれば、自分を受け入れ応援する勇気を親に期待し
- 人の気持ちを感じる力があれば、親も自分の気持ちをわかるだろうと期待します。
ところが実際は、その力が足りない親の元に生まれてくることが多いようなのです。
親自身も同様な心の傷を負ってその力を抑えて生きづらくなっていて、だからこそ親にその力をプレゼントしにやってくるとも言われます。
ただ親は、心の傷の為に子供のギフトをなかなか受けれません。
- 保守的に生きている親は、勇気と独創性に溢れた我が子に「周りに合わせろ」と否定し
- 思いを飲み込み自己犠牲して頑張っている親は、我が子の思いにも気づかず無視しがちに
子供は、自分がおかしいのかと感じて傷つき、親と同じようにその力を否定し押し込めてしまうことにも…。
自分の力を活かすレッスンができる家族を選ぶ
延々と悲しい連鎖が続くようにも見えますが、
実は、自分の力を世界に与える為のレッスンが出来る親や家庭を選んで生まれてくるようなのです。
つまり、その力が足りない親や家庭にわざわざ生まれ、
- その力が足りない人は、どんな気持ちや状況になるのか
- そんな人には、どう接したらその力を受け取ってくれるのか
を身をもって学ぶことで、その力が本当に必要な人の思いがわかり、プレゼントできるようになるからです。
もし、あなたが親子関係での心の痛みを感じていたら、その下には、痛みと同じくらい大きな自分なりの力が眠っているかもしれません。
もし、「自分の人生ってこんなもの…?」と心に隙間風を感じたら、未活用の力が早く出してとうずうずしていそう。
苦しい時こそ本来の自分を出すチャンス!
だから、苦しくなった時こそ、チャンスです!
「心の鎧の生き方から自分を解き放ち、押し込めた自分を生かしてよ」と本来の自分、インナーチャイルドが訴えているのでしょう。
インナーチャイルドの声に耳を傾け、押し込めた痛みや思いを、今の自分が受けとめてあげると「こんな風に生きたい」という本来の望みが自然に湧いてきます。
当時は上手く出せなかった思いも、今の自分がしっかり受けとめ、いい形で活かしてあげましょう。
すると、自分ならではの思いと力が蘇り、人生の主導権を取り戻し、自分らしい喜びや生きがいが感じられるでしょう。
インナーチャイルドは力の源泉
自分ならではの力は無尽蔵です。
出せば出すほど湧き上がり、そんな時はきっと、インナーチャイルドがはしゃぎまくっています。
自分ならではの力を出した時こそ、人は最も輝きます!
自分ならではの力は、人の数ほどあるでしょう。
- 人を和ます力
- 引っ張っていく力
- 細かいところに気がつく力
- 受けとめる力
- 正直な力
- 新たなものを生み出す力
- ただ懸命に生きる姿が人に勇気を与えたり
あなたの中にはどんな力がありますか?
その力を鍛えるために、どんなレッスンを体験してきたのでしょう?
もし、まだその力を活かしていなければ、レッスンは形や登場人物を変えて次々とやってきます。(特に身近な人から)
自分の力に気づいて世界に与えられるようになるまで、レッスンは終わらないようですよ。
力は世界へのプレゼント
人は自分ならではの力をプレゼントするためにこそ、この世に生まれて来るのではないかと思います。
しかも、自分の中には豊かな力の源泉があって、1つ出すと新たな力が次々湧いてくるようです。
さあ、お楽しみ! あなたの中には どんな力が眠っているでしょうか。
自分本来の力を出した時は心が喜び、やってもやってもエネルギーが湧いてきます。
自分の力で周りの人もHappyにできたら、喜びは何十倍にもなるでしょう。
自分の力を与える喜びこそが、受動的な娯楽では決して味わえない、自分らしい生きがいや幸せにつながります。
幸せへの答えは、他のどこでもない、自分の中にあります。青い鳥は、自分の中にいるのです。
さあ、あなたも自分の中の宝を探しに、その鍵を握るインナーチャイルドに会ってみませんか?
宝探しのお手伝いが必要な方のために、いろんな入り口をご用意しました。
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